九州大学・木村助教授が開発した
高性能アルゴリズム 強化学習の可能性
強化学習は、宇宙や海底といった環境状況のみならず、住居内や庭先といったごく身近だがあらかじめプログラミングできない環境で働くロボット達のための技術であり、多様な応用が期待されます。
その研究を諏訪の技術でロボットに
工作機械・精密機械などの製造を得意としながらも、新しい技術開発や産業創出を目指している諏訪で、ロボット技術をコアに、新しいチャレンジを、大学と中小企業を結んで行おうということで、プロジェクトがはじまりました。
遠隔地でのプロジェクト推進
諏訪と各地(九州、東京、京都)に広がる今回のプロジェクトの会議は、IP電話システムを地域内でもいち早く導入して行い、距離を感じさせないものでした。
地元企業・大学との連携
プロジェクトの中で、地元大学の研究室・学生の協力で、組み立てや愛・地球博での展示を行いました。学生は地元にとって大きな財産。ひとつの目的に対する、世代や距離を超えた連携も、大きな意味を持つものです。
▼スタディアスを動画でご覧いただけます。
スタディアス動画1
スタディアス動画2
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九州大学と
信州諏訪の中小企業が連携し、
未知の環境でも働くロボットを開発。
強化学習ロボットは、あらかじめ動作がプログラムされているものとは違い、命令に対する動作を、試行錯誤しながら実行する、人工知能を持っています。プログラム以上の動きをすることも期待できます。未知の環境においても、学習→動作するので、様々な用途に応用できます。
成果報告書:2006/5/19掲載 |
「スタディアス」は、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)の委託を受けて開発したロボットです。“The STUDIOUS was developed through entrustment by the New Energy and Industrial Technology Development Organization.” |
研究分担(本体開発)
諏訪東京理科大学 市川研究室
国立長野高専 山崎研究室
インダストリーネットワーク株式会社
有限会社オオハシ
株式会社カシワ
有限会社クローバーデザイン
有限会社ケルビム
コジマ工業有限会社
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